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  • 2008.10.10
  • 考察1――式神と使い魔の違いについて

    えー第一回富士本球の妄想の詳細を語ろうのコーナー

    と、言うわけで、掲示板でいただいた紅翼類さんの質問にちょっと長ったらしい話になりそうなのでこちらでお答えしようと思います。
    注意:ここに語られる内容はすべて富士本球の妄想です。理不尽な部分や、矛盾する部分があっても華麗にスルーしましょう。

    お題は式神と使い魔の違いって何?
    これに関してまずは富士本球の魔術観について語ろうと思います。
    魔術の起源は何かと申しますと「祈り」です。「願望」もしくは「欲望」と読み替えることができます。
    「祈り」は一番単純な様式の魔術といっていいでしょう。
    「祈り」をさらに発展させ一定の手順と「魔力」という媒体を使って「祈り」を現実に受肉させる手段を体系的にまとめたものが魔術です。
    つまり、洋の東西、時代の古い新しいに関係なく、出発点は同じということになります。
    そして使い魔も式神も魔術の一様式である以上出発地点は同じです。
    さらにいえば使い魔も式神も「何かを使役する」という結果をみると同じものとなります。
    出発と帰結が同じなのでこの二つはほぼ同一のものということができます。
    しかしこの二つには大きな違いがあります。
    それは出発と帰結の間にある過程です。
    魔術において必要なものとして魔力は全人類共通です。もちろん個人差で量の多少や質の違いはありますが基本的に同じものです。
    もう一つの必要なものは手順です。
    手順=過程と思ってください。
    魔術における手順とは自己陶酔、自己暗示です。
    この陶酔、暗示が現実世界に枠を与え、枠に魔力が注ぎ込まれることによって魔術は世界に現れます。
    そして、この陶酔、暗示には生まれつきの素質も影響しますがその魔術師をはぐくんだ環境も大きく影響します。
    たとえば言語。
    私自身はバイリンガルでもなんでもないので一概にそうは言えないのかも知れませんが、人が思索にふけるとき、その人がもっとも慣れ親しんだ言葉、一番最初に習得した言語でものを考えるのではないでしょうか?
    すると、たとえまったく同じ手順の魔術を使ったとしても日本語の魔術師と英語の魔術師では出発と帰結が同じでも手順が違う(陶酔する際に用いられた言語が違う)ということになります。
    もちろん言語だけでなく、禅やダンス、薬(これはあまり褒められたものではないと思いますが)など陶酔方法はさまざまです。
    つまり、式神と使い魔の違いとは術者の陶酔方法の違い、犬のリードで言えばリードが鎖でできているか荒縄でできているかの違いになります。
    材質が違うためそれぞれに良し悪しが出てきます。
    鎖だと頑丈ですが犬の身をはさんで怪我をさせ苦痛を与えるかもしれません。
    荒縄だと少々むずがゆいかもしれませんがその気になれば噛み切って逃げ出すことも可能でしょう。
    式神と使い魔が争う場合には使役されているもの同士の優劣もさることながらこのリードの長短、つまり使役するものとされるものの関係や契約内容も影響します。
    結論を言うと、概ね同じもの、しかし細かな違いがあるということになります。

    ところで、自己陶酔の手段には育った環境が影響するといいました。
    魔術の陶酔には言語だけでなく、文化、時代背景、周りとの人間関係、その日の心理状態、体調などなどあらゆるものが影響してきます。
    そう考えていくとすべての魔術師の魔術はそれぞれに固有のものであり、「式神」などの包括的な言葉は意味を成さなくなります。
    しかし実際には意味があります。
    魔術とは「体系的」な「学問」です。
    同じ文化の中で似たような境遇で育ったもの同士では「共鳴」がおきます。
    もっとも陶酔しやすい手段がおのずと似通ったものとなり、陶酔の過程も酷似してきます。
    犬のリードのたとえで言うと、それぞれの術者のリードの材質は銅だったり鉄だったり金だったりしますが「鎖」という共通の特徴を持っているということです。
    ですので「式神」という様式を習うということは素材は自分で用意しますが、鎖の作り方を学ぶということです。

    以上、非常にあいまいな表現ですがこれが式神と使い魔の差です。
    ちなみに凛と姫、レナとミーナのケースはさらに稀なケースなのでいろいろと複雑です(ということにしておいてください)。
    紅翼類さん、こんな駄文で納得していただけましたでしょうか?(;´Д`)

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